日本語

logo


2016年3月4日

ルツの教会学とエステルの終末神学(パート2)

アシェル・イントレータ

ルツ記とエステル記には 本当の歴史的事実が記されていますが、預言的な意味を持った譬喩として見ることもできます。ルツ記にはイスラエルと教会との関係についてのメッセージが含まれています。これを私たちは「ルツの教会学」と呼び、同じ様に、エステルには終末に関するメッセージが含まれているため、「エステルの終末神学」と呼び習わしています。

これら女性たちの人生はイスラエルと教会の奥義や終末の預言を啓示しているのです。一方は他方に影響を与えています。ルツの教会学は、「エステルの終末神学」の導入となっているのです。

エステルは教会の象徴でメシアの花嫁です。彼女はここで、親密さ、恵み、美しさを彼女の夫、王と分かち合っています。しかしここに危機がやってきます。エステルが「この王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない(エステル4:14)。」では「この時」とは何なのでしょうか。それは未曾有の世界的危機 です。では、その危機とは何でしょうか?それは全てのユダヤ人を抹殺しようとする試みでした。

興味深いことに、エステル記3:7、8:1、9:10, 24でのハマンの記述は、「ツォレル」צורר となっており、それは通常、現代ヘブライ語の「反キリスト」を表し、そして旧約における「患難」という語の語根となっています。ハマンはやがて来る患難時代の終末の比喩において反キリストとして捕えられているのです。

エステルは、この世界規模の危機においてユダヤ人を代表して王に対して嘆願するよう、緊急の預言的メッセージで、モルデカイにより忠告を受けました。最初、彼女はこの強烈で否定的とも取れるメッセージへの応答には、乗り気ではありませんでした。増してや、この危機に巻込まれることを避けるべく言い訳しましたが、モルデカイはこの嘆願における彼女の役割がいかに重要であるかを説き続けました。

近付きつつある危機と患難に付いて警告を与えようとする使徒的で預言的な声が上がっています。多くの信仰者はあまり興味を示していませんでした。一方、危機の時には自分たちが天に携挙されていて、関係がないと教えられている人もいます。しかし私たちは全くそうは思いません。こういう訳で私たちは地域のアラブ人クリスチャンやイスラエルのメシアニックジューと毎年「エステル断食」תענית אסתר  を開催し、世界中のパートナーや祈りの戦士たちへライブストリーミングで配信しています (エステル4:16)。

あまり多くの人は終末のこの「エステル的」視点の緊急性を持っていません。もしかするとそれは強烈過ぎで、否定的過ぎで、ユダヤ的過ぎるのかも知れません。私たちのうちの最も聖書的教育を受け、預言的洞察力のある友人たちは、この事を見逃してしまっているようです。「ルツ教会学」を理解している人でも、必ずしも「エステル終末神学」まで辿り着けるとは限りません。

それでもその終わりはハッピーエンディングなのです。非常に苦しい執り成しと患難と霊的戦い季節の後、世界中に影響を与える程の、神による突然で奇跡的な介入が訪れます。殺人的な命令は取消され、悪の力は一掃され (9:17)、歴史は変えられます。大いなるリバイバルが起ります。

エステル記には多くの人が「ユダヤ人」となり(8:17)、またはユダヤ人に「繋がる者」となった (9:27)と記しています。喩え話としては、このことは真実のクリスチャンとなり、イスラエルを支持し、またはキリスト教のユダヤ的ルーツを理解し、または伝統的ユダヤ教へ改宗するか、またはこれら全てを包括するところの伝道の波による席巻を示していると見ることもできます。

最後に義なる者により、全ての国々の支配が彼らの手中に収められます (8:2, 9:3, 10:3)。全ての人は幸せに、平和に満ち、祝宴が開かれます。これは、素晴らしい神の御国が地上で実現されることを描いています。プリムは大いなる喜びのときです。どうぞ、エステルとモルデカイの呼びかけに答え、終末の霊的戦いを勝利することにご参加ください。


エステル断食

毎年エステル断食の期間に、私たちは全日のワーシップ・断食・祈りのイベントをライブ・ストリームで行なっています。皆様、この重要な時において、イスラエル時間3月23日8時〜18時(日本時間15時~翌1時)私たちが、神の計画、そして私たちの世代の神の民に対する悪の計画を打ち負かす目的で立ち上がるための集会にご参加ください。ヘブライ語から英語への翻訳があります。紹介ビデオはこちらをクリック!


新しい世代を引き込むために

ユーヴァル・ヤナイによる今週の音声メッセージ(フランス語訳付き)はこちらをクリック。